電池式コントローラー

 電池式コントローラーをつくりました。回路は、共立電子のワンダーキットのマブチモーター制御回路(DCC-06K)を改造したものです。このキットはPWM制御+フィードバック制御の機能があるらしいので車両のスロースピードでの運転が可能です。蒸機なら動輪が数秒かかって1回転するような運転が出来ます。

 本来は小形マブチモーター用3V仕様のものを9Vで使用しています。一部の抵抗の値とボリュームを交換しています。したがってメーカの保証外です。この改造方法は、ナローゲージャーのMさんがこのキットを見つけてこられて、菅晴彦さんが改造設計されたと聞いています。
このコントローラーショートすると充電電池やアルカリ電池だと過熱する(電池をケースに内蔵させるとケースが溶ける?)らしいので、電池ホルダーは敢えて内蔵せず、外付け接続型としました。またSさんの解析によるとこのICは7Vまでしか耐えられないそうで、ショートするとICが焼損することがあるらしいので、KNさんのアドバイスのようにICソケットを装着するようにしました。

コントローラーの箱は、珊瑚のA8(600)の動輪が入っていたプラケースです。キットの基板がちょうど収まります。

このコントローラーがあるとコンセントのないところでも運転できるのでとても便利です

戻る