私の工作台日誌(2003年)

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2003年12月

■2003/12/21 (日) 追加

引き続きOn30ポーターのはなしです・・

製品についていた、ベルは再塗装の時じゃまになるので取ろうとしたら根本から折れてしまったので、出来の良いPSCのロストパーツに交換しました。
ベルをつけると煙突が低く感じるようになったので長いものに交換(20->25mm)してみました。やはりこの方が感じがいいようです。

■2003/12/21 (日) 12月15日〜12月21日

バックマンOn30の亀の子の煙突とサンドドームを改造してみました。
少しでも明治の機関車コレクションに載っている上野鉄道の姿に近づいたでしょうか?

■2003/12/14 (日) 休止中

ここ1ヶ月ほどは、仕事などが忙しく、工作室は閉鎖状態です。
スイス型Cタンクが、未塗装完成状態になっていますので、写真をアップしておきます。



2003年11月

■2003/11/16 (日) 11月9日〜11月16日

900のステップと真空ブレーキシリンダーをつけると少し足下が落ち着きました。また前部デッキの取り付け位置を修正しました。

あとはブレーキ関係ですが、このロコはブレーキロッドが真ん中一本のタイプのようですので、ギアボックスやサウンドコンタクトとのあたりを考えると省略せざるを得ないようです。

■2003/11/08 (土) 11月4日〜11月8日


煙室周りのディテールを追加しました。キットの煙室戸に孔を開けて、ウィスト製ロストのクリート(アルコ系)を取り付けました。

第二動輪にギアボックスを取り付けましたので、サイドタンク内とボイラー内に十分補重出来そうです。またキャブにドアをつけたので、バックプレートをつけるのは止めて、スピーカーを取り付けました。覗かないと見えないキャブディテールより走りながら音が出る方が楽しいと思っています。

■2003/11/03 (月) 10月31日〜11月3日

900の煙突を自作しました。キャップが少し厚い気もしますが、まあこんなものでしょう。前部デッキもちゃんとつけました。動力も組み込んだらすっと動いてくれました。

次は下回りの細部、ブレーキ関係にかかります。キャブ下の大きな真空シリンダーは自分で挽き出す予定です。ブレーキシューは5500のキットと同じドロップ製が入っていましたが、カタチがかなり違うので作り直す予定です。


2003年10月

■2003/10/31 (金) 10月9日〜10月30日

以前仕掛品になっていた、珊瑚の900バラキットに着手しました。
私の持っているのは、棒形モーター搭載のミニチュアスケールブランドの初期製品です。当時原型化用?として分売されていた左側の長いサイドタンクを使って原型風にしてあります。
ただサイドタンクのリベットも違うのであくまでも原型風です。
このキットの売りのひとつである、二段エッチングで表現されたキャブ側面の通風孔も原型には不用ですのでハンダで埋めてしまうつもりです。

■2003/10/08 (水) 9月29日〜10月8日

以前作ったホトチ20000タイプのガレージキットを追加で組んでみました。
材質はホワイトメタルで、原型を作ってモリタに外注しました。
床板などは真鍮板やアングルなどからの自作です


前回組んだときは、接着剤(瞬間+エポキシ)で組みましたが、今回は融点が95℃の低温ハンダ(モリタ扱)で組んでみました。はんだごての温度調整が難しく一部本体を溶かしてしまう失敗もありました。電圧調整器を使って温度を低めにして、ハンダを流す直前にコテ台の濡れスポンジでコテ先を冷やすともっともうまくいきました。

フラックスは、昨年の全米ナローゲージコンベンションのバックウッズミニチュアのブースで仕入れてきたホワイトメタル用?を使いました。


前回接着剤で組み上げたものの写真をかかげておきます。
台車はケーディーの貨車用アーチバー台車です



2003年09月

■2003/09/28 (日) 9月8日〜9月28日

スイス型Cタンクがほぼ完成しました。
手すりや逆止弁はまだついていません。

■2003/09/07 (日) 9月1日〜9月7日

仙北3号機タイプ(On30 16.5mm/1/48)がほぼ完成しました。

後は前照灯とベルとスティームドーム頂上の安全弁ぐらいをつければ完成です。
前照灯とベルは既製のパーツでいいパーツがないでしょうか?
なければ自作せざるをえないとは思っていますが・・



2003年08月

■2003/08/31 (日) もう少し休みます

工作日誌は9月中旬までもう少し休みます。

先日スイスに用事に行ったついでに、モントルーのブローネーシャンビー鉄道に寄ってきました。
今製作中のスイス型のフリーランスの機関車で数カ所わからない点があったのですが、実物を眺めてきて問題も解決しましたので、ディティーリングに入りたいと思っています。



2003年07月

■2003/07/22 (火) 7月17日〜7月22日

仙北3号機がちょっと進行しました。ボイラー関係のディテールがつきました。

またスイス型Cタンクもちょっと進行しました

やはりワルシャート式のバルブギアーは何回作っても手がかかります。まだスムースに動くためにはもうちょっと修正と調整が必要なようです。

■2003/07/17 (木) On30の日本語メーリングリスト

Myabiさんのお世話でOn30の日本語メーリングリストが開設されました。Oゲージナローに興味をお持ちの方のぞいてみてください。



on30-fansグループに参加

■2003/07/16 (水) 7月9日〜7月16日

スイス型タンクロコ(HOm 1/87 12mm)のバルブギアーを作りました。
合併テコと加減リンクはエコ−のロストパーツです。

■2003/07/08 (火) 7月4日〜7月8日

仙北3号機を組み上げてみました。

■2003/07/03 (木) 6月28日〜7月3日

HOm(1/87 12mm)のスイス型Cタンクのドーム類を挽き出しました。
珊瑚の適当なドームの頭をユニマットで削り直しました。ドームの裾はそのまま利用しています。


ポーター仙北鉄道3号機タイプの煙室戸を作りました。

今回リベットの植え込みに際しては、下穴を開けるとき分度器や割り出し器を使うのではなく、パソコン上で表計算ソフトのエクセルで三角関数を使って穴の座標を計算してケガキました。小さな挽物に穴を開ける場合、たとえばシリンダーの前後蓋などは割り出し器が便利ですが、板からケガいて加工する場合はセンターに割り出し機にくわえるためのヤトイをつける必要がないのでこの方法が早いようです。



2003年06月

■2003/06/27 (金) 6月22日〜6月27日

ポーター 仙北3号機のドームと煙突を挽いてみました。

■2003/06/21 (土) 6月16日〜6月21日


ポーターのスチームドームを挽いてみました。ドームのカーブというのは、何回やっても難しいものです。たとえ組み立て図が存在する機関車でもその図面どおりに作っても、何かイメージが違ってしまいます。
今回は機関車に載せながら修正して削っていけるように、頭と胴体を2ピースに分けています。

また煙室を作りました。リベットは旋盤のクロステーブルの送りを使ってピッチを出しています。頭の大きさは、0.5ミリとしました。

煙室戸も切り出しまでは終わったのですが、クリートのロストパーツが近くの模型店になかったので、現在東京の模型店に注文中です。十数万円するような高価な完成品ならともかく、このような少額のパーツは店に在庫がないと問屋経由で注文すると一体どのくらい納期がかかるか見当がつきません。昔は書籍もこのような状態でしたが、今は宅配便利用ですぐ入手できますよね。模型もいつかこのようになることを願っています。もちろん代引きの宅配便で送ってくれる模型店はありますが、少額のパーツだとあの送料+手数料払う気にはならないです。それに代引きは五千円以上とかいうところがほとんどですし・・

模型小売り店の衰退がいわれていますが、流通がこれでは衰退していくのも仕方がないかなという気がします。

■2003/06/15 (日) 6月11日〜6月15日

仙北3号機のサイドタンクができたので、テープで仮組してみました。
ドームは手持ちの物を仮に載せてありますが、もちろん新製予定です


またスティームトラムの塗装の仕上がりが気に入らず、もう一度シンナードブンのつもりで置いてあったのですが、市販の艶消し黒スプレーのテストのつもりで屋根を塗ってみたら、うまく塗れました。
これならうまく使えそうです。

■2003/06/10 (火) 6月2日〜6月10日

スイス型Cタンク(HOm 1/87 12mm)も完成しないうちに、発作的にOn30(1/48 16.5mm)の仙北鉄道3号機(ポーター製)に手をつけてしまいました。

下まわりは、バックマン製HOのC型サドルタンク利用です。
この下まわりはOn30のSL下まわりとしていろいろ使えそうです。
英国バックウッズ社からもこれを利用したOn30のタンクロコのキットが発売されるようです。

■2003/06/01 (日) 5月26日〜6月1日

スイス型Cタンクがまた少しだけ進展しました。
といっても細かい部分なので、写真を見てもはっきりしないかもしれません。
でも煙室戸にクリートがつくと、俄然スイス型らしくなってくるから不思議です。

まだドームの削り直しとか大きな作業が残っています。

またこのロコが形になってくると他のロコに浮気したくなって困っています。


2003年05月

■2003/05/25 (日) 5月21日〜5月25日

スイス型タンクロコのギアボックスを作りました。

最近ギアボックスは、ずっと既製品利用だったので、作ったのは久しぶりです。エムテックスの動輪についているギアは、ダルマヤ製品と相性がいいらしいのですが、入手できなかったため、ジャンク箱の底から昔のギアを引っ張り出してきました。少し歯の角度が違ってもいいようにかみ合わせは浅め(理論値+0.2ミリ)としてあります。
モーターは今回DCC化も考えて、コアレスではなく、マシマの小型モーターを搭載しました。

また先週仕事で上京したついでに、復元された新橋停車場を見てきました。
建物の大半はミクニのレストランで、展示スペースもあまり広くなく、内容にも特筆すべきものはなかったですが、当時の駅の大きさが体感できてよかったです。
またホームの石組みは詳しく展示解説してあったので、石積フェチの某氏などがみられると感激されると思います。

■2003/05/20 (火) 5月13日〜5月20日

この週末は広島に運転会に行ったりしていたので、あまり工作の進展はなしです。7100タイプは好調に走りましたが、やっぱり広い会場では音が小さいですね。もう少しテンダー上回りの構造を考えてみようかと思います。

スイス型Cタンクがほんの少し進展しました。

スイス型でよくわからんのが、サイドタンクの上板がどうなっているかです。
また今回は、まだギアボックス作っていないのでこれもそろそろ作らないといけないようです。

■2003/05/12 (月) 5月6日〜5月12日

これまでは、週末更新でしたが、これからは不定期に更新します。

スイス型Cタンクがほんの少しだけ進展しました。

いつも3'6の車両を16番で作っていると、やけに車輪が引っ込んでいることにかえって違和感を覚えてしまいます。

■2003/05/05 (月) 4月30日〜5月5日

スイス型Cタンク(HOm)の上回りが形になってきました。
今回は既存のエッチング板の剰り切り貼りです。(160,1100,D50テンダー)

車体幅は、妻板を珊瑚の160のエッチング板から使ったので28ミリとしました。スイスのメーターゲージの車両はナローとはいっても意外に車体幅は広いようです。手持ちのBEMOのスイス型車両測ってみたら28ミリ〜32ミリくらいはありました。ドイツのハルツ山のメーターゲージのロコの車体幅も同じくらいのようです。ちなみに日本の2800型蒸機は、1/87だと27ミリ弱です。
ドームは珊瑚の南薩用を仮に載せてあります。そのせいもあってなにか南薩の5号機みたいにも見えます。
2週間後の運転会までに試走でもできればと思っていましたが、これは無理なようです。



2003年04月

■2003/04/29 (火) 模型製作を再開しました

仕事が一段落したので、模型を再開しました。

まずDCCデコーダーとコアレスの相性が悪くて放置していた7100タイプです。いくつか選択肢はあったのですが、結局コアレスモーターを降ろして、マシマの小型有鉄芯モーターに載せ替えました。ダイカスト製のフレームをかなり、ドレメルのモーターツールで削りました。

詳細はここをクリック

機関車一両だけでは格好にならないので、客貨車が必要ですが、20数年前に購入してあった米国ラベル社のナロー客車のキットを引っ張り出してきました。このメーカー、最近オーナーが変わって復活したようですが、バスウッド製の素朴な味のいいキットです。


台車はリオグランデモデルズのが欲しかったのですが、昨年のナローゲージコンベンションの会場でも入手出来ず、ラウンドハウスのプラ製を改軌することにしました。車軸には段はついていないので、ピボットの軸端を傷つけないようにジグを介して、ボール盤で押して改軌しました。
また車軸はそのままですが、股を拡げると台車枠に当たるので、台車枠の内側をヤスリで削りました。台車枠は、厚みが2/3ぐらいになってしまいましたが、強度的には問題ないようです。手前が改軌前、後ろが改軌後です。

HOJCの規格に準拠して、バックゲージ10.4ミリ、チェックゲージ11.1ミリとしています。



2003年01月

■2003/01/19 (日) 1月3日〜1月19日

年末から工作台に向かう時間の少ない日々が続いています。

1100完成後は、いろいろ計画もありましたが、所属クラブなどで競作の話が2つほどもちあがりましたので、それに手をつけました。
そのうちのひとつのお題が『エムテックスのDC20(HOJ)もしくは改造』というもので、こちらのほうから手をつけました。
といっても今回は日本型ではなく、自由型でスイスのメーターゲージのCタンク(HOm)ということで作っています。
本当はアウトサイドフレームのアプト式でもやりたかったのですが、DC20のホイルベースが長いので、それにこだわらず、スイス製で日本に入ってきたSLMの唐津鉄道5号機をプロトタイプにして、もうすこしスイスっぽくしたスタイルにデザインし直しました。
取りあえず完成予想図と製作途中の下まわりをアップロードしておきます。

■2003/01/02 (木) 今日が、模型工作始め

今日が、模型工作始めでした。

といっても削ったりハンダ付けしたりはせず、ちょっと不調だった1850とTMSコンペから帰ってきた7850の手直しをしました。




本年は果たして何両完成することができるでしょうか?


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