MAINEにTWO-FOOTERSをたずねて(1)

 コンベンション最終日にSさんを残して、私とTさんはメイン州を目指して出発、95号線をひたすら北上すること4時間半で、Jeffersonという田舎町のK.Tさんのお宅に到着。


メイン州の印象はというと森と湖に囲まれた非常に美しいところで、荒削りな西部などとは全く違う印象でした。ヨーロッパでいうとスウェーデン東部やフィンランドに似ている印象でした。いわゆる大昔に氷河が削り取ってできた地形のようです。またこのあたりは北欧からの移民が多かったので、文化的にも北欧の影響を強く受けているという話を後でK.Tさんからうかがいました。日本だと北海道に風土は似ていますが、北海道のように火山はないので土は黒くありません。
K.Tさんは、Tさんがインターネットで知り合ったというライブスティーマーで、もともと鉄道技師をしていたが、今はリタイヤして奥様とメインの田舎に住んでおられるという方。今回はこの近くのWW&F保存鉄道をご案内していただけるとのこと。典型的なアメリカン・ピクニックスタイルの昼食をごちそうになった後、WW&Fへ。

 その日はSLに火が入っている日なので、動いているフォーニーに接することができましたたが、以外に小さい印象を受けました。保存鉄道といっても実際に走っているのは、2マイル弱ですが、フォーニーのキャブに乗せてさせてもらった上、おまけにモーターカーにまで実際に乗せてもらい、ホントに満足しました。

 なお当日はK.Tさんのお宅に泊まり、秘蔵の鉄道ビデオを見せていただき、いろいろ教えていただいた。そしてラシアン・アイアンの実際の作り方の実演をして頂いたのは大変役に立った。また見学させていただいたTeylorさんの工作室は旋盤が2台をはじめ各種工作機械完備の工作ファンんが見たら垂涎ものの空間でした。彼は1930年台の自動ピアノのコレクションも所蔵しており、根っからのメカ好きのようでした。

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