翌日は、まずBoothbay Railway Villageをたずねました。ここは開拓時代の建物を移築してきて配し、その中に2フィートのエンドレスを敷いてあるという小さなテーマパークです。機関車はヘンシェルのBタンクが復元された客車を牽いて走っていました。建物の中には、メイン州の軽便の展示や実物のクラッシックカーのコレクションもあり、それなりに楽しますが、やはり遊園地の域を出ない印象でした。
その後もう一つの本命?であるポートランドのThe maine
Narrow Gauge Railroad Museumへと向かいました。ここはメイン州の州都ポートランドの臨港倉庫のなかに車両をコレクションして、標準軌の臨港貨物線を2フィートに改軌して保存車両を走らせているという博物館です。かつてボストン近郊のエダビィル鉄道に保管されていた2フィートの車両もほとんどこちらに移って来ています。倉庫の中には客車やモーターカーが展示されていますが、狭いスペースに押し込まれているので、写真がうまく撮れないのは、世界各地の鉄道博物館にありがちなパターンでした。
それでもパーラーカーの"Rangeley"以外の車両には自由に入ることが出来ます。またこの車もK.Tさんのコネで特別に内部に入って写真を撮らせてもらうことができました。
<パーラーカーの車内
フォーニーは整備中のものを含めて4両コレクションされており、別のシェッドの中に留置してあるものを特別に見せてもらえましたが、やはり狭い空間なので部分写真しか撮れなかったのは残念でした。また臨港線で列車に乗りましたが、残念ながらこの日はSLは動いておらず、電気式DLの牽引する列車でした。
改軌された貨物線の終端には標準軌の可動橋が残っていました。
ボストンへの帰路kennebunkportのSeashore Trolley Museumを訪問しました。アメリカを中心とし、欧州や日本のトラムも収集されていました。ここでもかつてシカゴ近郊を走っていたというインターバーンの車両に乗って短い旅を楽しみました。。
その後ひたすら95号線を南下してボストンに到着、翌朝にはまた機上の人となりワシントンDC経由で帰国したのでした。
なおNational Narrow Gauge Convention は、5年後 2007年にはメイン州ポートランドで開催される予定だそうですので、その時はまた参加したいなと思っています。
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